今ではネットで調べれば、大抵の情報は手に入ります。引越しの概算料金に関しても例外ではありません。
引越しの料金について解説している色んなサイトを見ると、運賃や作業料金などの項目に分けて細々と説明していることが多いです。
確かに、業界全体で使われている正式な表現を使うとその様な説明になるのですが、実を言うと営業マン時代の私はあまりそれを気にしたことがありません。
確かに見積書を作成する際は、その様な項目を記載して、更に値引きなどを書いて最終的な見積もり額が算出されたようにするのですが、実際には営業マンの頭の中には先に底値が決めてあるんです。
勿論、経験の浅い営業マンは、マニュアルどおりに上司から渡された料金表を元にちまちま計算するものもいますが、慣れてくると先に底値のほうが経験上頭にあって、そこからどれだけ高い金額で契約まで持っていけるかということを考えています(笑)
では、その経験のある営業マンは、どの様にしてその底値を先に頭の中で計算するのでしょうか。
勿論経験で分かってくることではあるのですが、簡単にいうと平日や週末、仏滅や大安、月初や月末、繁忙期か閑散期なのか・・・などの各条件によって、皆さんそれぞれの各種条件(荷物の量や移動距離、日程など)の引越しであれば、会社が幾らまでならOKをだすか・・・ということを瞬時に判断できるんです。
ただ、頭に浮かんだ底値を、決して営業マンは皆さんに言いません。
少しでも高い金額で契約して、自分の営業成績を上げようとする修正があるんです。
ただ、契約を取れなければそれこそ成績が下がりますから、最終的に幾らが契約の金額になるかは皆さんの交渉次第だということがお分かりだと思います(笑)
私が皆さんの立場(引越しをする立場)の場合は、底値を知っている訳ですから営業マンにそれをぶつけます。
つまり、「幾ら(底値)にしてくれるなら契約するよ!」と言います。
勿論、それくらいまで下げられるのは知っているんだから・・・というような雰囲気満載でです ^^
ですから、皆さんに引越しの底値の概算をお教えしますね。
近所への引越しなど、半日で終えられる場合の相場 |
|
平日など不人気日 |
週末など人気日 |
軽トラック分 |
\8,000~\10,000 |
\13,000~\15,000 |
2トン車分 |
\16,000~\20,000 |
\27,000~\30000 |
3トン車分 |
\24,000~\30,000 |
\40,000~\45,000 |
4トン車分 |
\32,000~\40,000 |
\55,000~\60,000 |
引越しは、各種条件が複雑に絡み合って料金が決まるので、ある程度の幅を持たせざるを得ないのですが、大体上記の表の様な感じです。
黙って営業マンの最初の提示額を聞いてみると、必ず表の金額より高いはずです。
そこから、表の料金に下げさせられるかは、皆さん次第ですw
その為に最も有効なのは、最低3社から見積もりをとること、そのこと(比較検討すること)を各社に知らせること、そして途中で即決したりせず予定の最後の業者まで必ず見積もりを聞くことです。
営業マンは、必死で値引きをしたような演技をするのが上手です。けれども絶対に騙されてはいけません。
じっくり構えて交渉してくださいね。
見積もりをとる際は、当サイトでお勧めしている一括見積もりサービスが大変便利です! |